ガーデンシンクとは
畑作業などの庭仕事にはガーデンシンクがとても便利。ガーデンシンクとはガーデンキッチンとも呼ばれるものです。
かがまなくても立ったままで水道の必要な作業ができるもので非常に便利です。なかなか市販では気に入ったものがなかったので、自分でつくりました。
屋外にさらされるので強い材料でつくる必要があり、加工は大変でした。「ガンバツ」というハードウッド製なので屋外に置いても耐えられるようつくっています。
自作ガーデンシンクの構想
ガーデンシンクの左側はエアコン室外機のカバーを兼ねています。室外機はなるべく涼しいところに置いた方が性能がいいためカバーが売られていたりしますが、今回はガーデンシンクにその機能を兼ねました。
また、ガーデンシンク右側の扉の奥にはホース用の水栓が備えてあり、写真左上にちらっと見えるホースがつながっています。普段放置しておくと見た目が汚くなりがちなホースをガーデンシンクの裏に隠しています。
はホース用の水栓には自動水やりも取り付けています。自動水やり器を棚の中に隠せていますので、見た目にもスッキリ。
またホースは毎回巻き取らなくてもガーデンシンクの裏にさっと隠すことができるので見た目もスッキリするうえに巻き取る手間も省けていいところづくめです。
右側にはステンレスシンクがはめ込むようにつくってあり、水道蛇口もつけました。水道の蛇口をを右にふりきった箇所まで首振りすれば、足を洗ったりもできます。
上の構想図では足洗い場として右側面にも蛇口をつける予定でしたが、ステンレスシンクの蛇口を右側に大きく振るとガーデンシンクの外側にも届く蛇口を選んだので、蛇口ひとつで事足りるようになり、結局蛇口はひとつだけにしました。ガーデンシンクで足を洗ったりスコップを洗ったりできるので、とても便利です。
ガーデンシンクの屋外耐久性
扉だけは「ガンバツ」の材料でつくると開閉する際に重いのでヒノキ材でつくり、屋外用塗料を塗ってあります。塗料は木材の特性にあわせて塗料の浸透しにくいガンバツ部分と塗料の浸透しやすいヒノキ部分とでは塗料を塗り分けています。
ガンバツ部分
ヒノキ部分
ガーデンシンクの使い勝手
もうガーデンシンクなしではいられないくらい便利です。棚の中には、倉庫に入れると匂いがついてしまいそうな堆肥、よく使う石灰、庭の道具などを収納してあります。すぐ取り出せて使えるのでとても便利です。
雑木の庭の他の個所には、蛇口だけの立水栓型の水道や地中埋め込み型の水栓もありますが、こちらのガーデンシンクの使い勝手が抜群にいいのでわざわざガーデンシンクにまで足を運んで使っています。それくらい使いやすいってことですね。そのため、もう一つある蛇口も使いやすいように改造してしまおうかと画策しているところです。