庭の雑木の茂みを活かしてシイタケ栽培

庭の雑木の茂みを活かしてシイタケ栽培栽培・育苗

シイタケを仕掛ける

一年前、正確には一昨年の秋ににシイタケのほだぎをつくって茂みに伏せてありました。伐採したクヌギの木に穴を明け、シイタケ菌を植え付けてあったのです。ちなみに茂みに伏せることを「仮伏せ」、木陰に立てかけることを「本伏せ」といいます。本当は一年前に茂みから引き揚げるべきだったのですが、うっかりしており一年遅れでようやく雑木の中から引き出してきました。

シイタケ,椎茸,しいたけ,きのこ,キノコ,茸,ほだぎ,榾木,ほだぎ,クヌギ,くぬぎ,栽培,本伏せ,仮伏せ

茂みから引き揚げて焚火の薪の組み方のように木陰に立てかけました。キノコの菌は木材を効率的に腐食してくれますし、美味しい原木シイタケも手に入り一石二鳥です。

5月のシイタケ

秋の味覚のはずのシイタケ。冬に仮伏せから引き揚げ、ツバキの木陰に立てかけて(本伏せ)ありました。シイタケを堪能できるのは次の秋かなあと思っていたのですが、まだ5月なのにもうシイタケが発生していました。本伏せ作業から一か月しか経っていません。大きくて立派なうえ、3個もです。時期が時期なので、まさか違う種類のキノコじゃないよね、と思いながら食しましたが間違いなくシイタケ。伐採したコナラを原木にしたシイタケはもちろん肉厚で美味しかったです。秋の収穫も期待しています。

5月のシイタケ
5月のシイタケ
5月のシイタケ
5月のシイタケ

キノコを栽培することと庭の管理

シイタケは木材に植え付けた菌が、木材から栄養を受け取ってキノコになっていきます。剪定をしたあと茂みに放置する方のなかには、木材が早く腐食しないかなと思う方もいると思いますが、キノコの菌である糸状菌は木材をはやく分解することを得意としています。剪定で出た木材の腐食を進めはやく土に返すためにもキノコ栽培は適しているようです。

タイトルとURLをコピーしました