植物としてのイモとは
昔学校でサツマイモを育てた、なんていう方もいるかもしれません。 トマトやマメは種から育てますが、イモはイモから育てます。イモは地中の根である地下茎が大きくなったものです。ですから、根の一部であるイモから芽を出すことができればそれが苗になります。 サツマイモを育てようとする際には売ってる苗を買えば簡単ですが、購入すると山ほど束になった苗を購入しなければならないのが難点。個人でそんなに食べきれません。一方、イモはほかっておくと冷蔵庫で芽を出すこともあるくらい。苗を育てるのは難しくないためイモの苗はイモから育てています。
サツマイモの芽出しに使う品種
サツマイモの種類には有名なところで、安納芋、鳴門金時などがあります。今年の芽出しには「紅はるか」を使います。サツマイモらしいホクホクとした食感と甘い味が美味しい種類です。自分で芽出しすると好きな品種を選べるのも魅力です。
サツマイモを殺菌
まずは芽出しに使うサツマイモを殺菌します。殺菌方法は、48度のお湯に40分程度浸して殺菌するとよいそうなのですが、どの程度効果があるかはわかりません。ジャガイモを畑に植えるための種イモなどはウィルスのない種イモをわざわざ買うくらいですから殺菌が必要なのかもしれません。
芽出ししてみる
さて、芽出しの方法はいろいろあって、みなさん独自の方法で試されているようです。土に置いたり、水に浸けたり、もみ殻に入れたりと本当に色々な方法があるようです。わたしは発砲スチロールトレーに水を入れ、そのうえにサツマイモを置いてビニールで覆い管理しています。
昔はサツマイモを土に置いたりして管理していましたが、イモをカビだらけにしまったことがあるので今はこの方法に落ち着いています。その後は窓際の温かいところに置いておきます。発砲スチロールで保温をして、さらにビニール袋で覆うことで保温と保湿をしています。土を使っておらず水も少量なため清潔なことも利点でしょうか。 この方法だといまのところ成功しています。
芽が出てきた
種イモを処理したのが4月14日でしたが、5月9日の時点でだいぶ芽が出てきています。つんつんかわいらしいです。もう少し芽が出たら畑に植えられそうです。
それから一週間後。もうそろそろ植えられそうです。週末には植えてみようと思います。
サツマイモを畑に植える
週末になったらさらにワサワサしていたので、畑に植えていきます。この芽出しの方法だと水分は少ないのですが、根はいろいろなところから生えかかっていますので、そのまま土に植えてしまいます。