分解式の立ったまま使えるちりとりが欲しい
ほうきでゴミを集めた後、ちりとりてゴミを集めるときには、持ち手が短いちりとりではゴミを集めるたびに足と腰を曲げてかがまなくてはなりません。
そこで、立ったまま使えるちりとりが欲しくなりました。ですが、立ったまま使えそうなちりとりの市販品は収納場所に困る大きさのものだったので、DIYで作ってみることにしました。
立ったまま使えるちりとりをつくる
100均のちりとりを改造してつくります。使ったのはこのちりとり。正確にはテミという名前がつけられているようです。わたしも今回調べてはじめて名前を知りました。
このままのちりとりでも十分に便利ですが、使うときにかがまなくてはいけないので立ったまま使えるようにアレンジします。準備するのがこちら。謎の部品ばかりですが、とりあえず進めます。
写真の白い筒状の部品は、持ち手の着脱できる掃除道具の「持ち手取り付け部品」を強引に取り外しました。筒の中にねじが切ってあり、持ち手棒が着脱できるようになっています。もちろん持ち手棒も使います。
「持ち手取り付け部品」にボルトとナットを合わせます。
そこらへんに転がってる板を適当に加工したもの。みすぼらしいですが大目に見てくださいませ。
まずさきほどのみすぼらしい板をチリトリにはめこみます。これは補強になります。ちりとりのサイズに合わせて板をつくっています。
紐の結び目にネジを差し込みます。写真ではねじは見えませんが、結び目に隠れています。引っ掛け収納するための紐なので、必要ない場合には取り付けなくても構いません。
補強板を上から二か所ねじ止めして固定し、ひも付きねじを補強板にネジで取り付けます。さらに、ちりとりの後ろからボルトで補強板とちりとりと「持ち手取り付け部品」とを固定します。
持ち手が取り外せる、立ったまま使えるちりとりができた
「持ち手取り付け部品」に持ち手を取り付ければ、持ち手が取り外せる、立ったまま使えるちりとりの完成です。
今まで腰をかがませないと使えなかったチリトリが立ったまま使えるチリトリに様変わりしました。これだけのことでだいぶ使いやすいし、腰や膝の負担も大幅に減ったので、雑木の庭の作業がとても楽になりました。
収納するときには持ち手棒を取り外して収納できるので、収納置き場が必要で困るといったこともありません。元のちりとり、テミの大きさで保管できています。わたしは持ち手棒にも引っ掛け紐を付けてちりとりと同じように引っ掛けて収納しています。
大きなちりとりは以前につくりましたが、これは葉っぱが落ちる時期にどっさり積もった時につかうものです。こちらのちりとりも大変便利なので、用途に合わせて使い分けています。