水切りヨーグルトを簡単につくる
水切りヨーグルトを作るための専用の容器もありますが、わたしは下の写真のようにザルとプラスチック容器を使っています。ザルにキッチンペーパーをひいてヨーグルトを置き、水切りします。ザルと容器はピッタリ。蓋もついているので、乾燥も防げるし、四角いザルというのは収納にもよくお気に入り。四角いザルは使いやすいので、ザルは必ずこの形。
水切りヨーグルトの使い道5つ
「水切りヨーグルト」は切ったあとに残った液体である「ホエー」も含め使い道が多く、捨てるなんてもったいない。液体も固体も残さず使う、水切りヨーグルトの使い道を5つ挙げます。
食べます
ヨーグルトよりコクが出て食べやすいので、わたしは買ってきたヨーグルトはほとんど水切りヨーグルトにしてしまいます。そのまま食べてもバームクーヘンやシフォンケーキに塗っても濃厚でとても美味しいですが、生クリームとあえるレシピがお気に入り。酸味のある果物にあう、絶品のヘルシークリームになります。このクリームもケーキにあえてもとてもサッパリして美味しいです。
髪パック
液体のホエーを髪のトリートメントとして使います。ホエーはリンスと一緒に使うか、リンス前に髪になじませてリンスと一緒に流します。すると、驚くほど髪が艶やかになります。洗い流さないと匂いが気になるし、髪がきしむので、少し置いたら必ず水で流してください。
顔パック
液体のホエーを顔パックに使います。ホエーは塗ると乾燥しやすく、そのまま放置すると顔がパリパリになります。顔にたっぷり塗ったらシリコンマスクなどで保湿し、パック後は洗い流してください。使用後はとてもしっとりします。手が荒れた時には手に塗ってもすべすべになり、冬の乾燥した時期に気になるところに塗ってもよいかもしれません。
チーズをつくる
液体のホエーがたくさんできた時にはチーズをつくっています。作り方は「ホエーに酢かレモンを混ぜて煮立たせないように火にかける」だけ。ドロッとしてきたらまたさきほどの水切りヨーグルト容器にセットして水切りします。フレッシュチーズなので、日持ちはしませんが、とても美味しいです。
ヨーグルトの種菌として使う
水切りヨーグルトあとの液体を牛乳や豆乳と混ぜて設定温度に保つだけで新たなヨーグルトが作れます。
わたしは豆乳が大好きなので液体のホエーがあまったら、豆乳に混ぜて豆乳ヨーグルトにします。もちろん牛乳でもつくれます。
以前ご紹介した自作の育苗器は、温度を保つことができ、ヨーグルトをつくるのにも使えますので、これを利用します。簡単につくれるので電気工作苦手な方もぜひ。育苗器に使えたりヨーグルトや甘酒をつくったりするのにも使えてとても便利です。もちろん置き場所も取らず収納場所に困ることもありません。
温度設定はヨーグルトの種類によるようですが、わたしは45度設定でつくっています。育苗器としてつくりましたが、このように発酵につかったりもできるのでとても便利。
土の種菌として使う
液体のホエーを水でうすめてそのまま土にまいています。効果のほどはよくわかりませんが、土にはもともと乳酸菌が住んでいますし、土が豊かになると思います。