ソファは自分でつくれる
お気に入りのソファってなかなか見つかりませんね。さらに、ようやくお気に入りのソファが見つかってもソファがヘタってしまうと捨てなければなりませんが、骨組みなどまだまだ使える部分が多いので捨てるのはもったいない。
そこで、ソファを自分でアレンジして作ってみることにしました。
和室に合う背もたれソファをつくる
畳のある和室に脚のついた一般的なソファを置くと畳が傷んでしまいますし、和室に置いたテーブルとの高さが合いません。そこで、畳に座ったまま座り心地のよいソファをつくってみました。
ウレタンチップ素材に合皮のカバーを取り付け、中に木枠を入れて自立させています。大きな座布団と組み合わせれば和室でもソファ気分が味わえます。
座椅子をつくりなおしてみよう
古くなって座り心地が悪くなった座椅子をつくりなおしてみます。まずは分解作業。クッション素材がボロボロになっています。これでは座り心地が悪いわけです。
リクライニングできるフレームやスプリングコイルが入っていますので、これは再利用します。
全てのクッションを取り除いたら、スプリングコイルと一緒に新しいチップクッションを据え付けていきます。このとき、クッションをギュウギュウに詰められるようなピッタリサイズのインナーカバーをつくれば、組み立てるのが簡単になりますし、クッションがボロボロになりにくくなり耐久性もあがります。
わたしは、不要になった古着や布も組み合わせてつくっています。座り心地を確認しながら布や硬さの違うウレタンフォーム、スプリングコイルの組み合わせや幅などの大きさを自分好みにアレンジすることができます。ちなみにインナーカバーも古くなったシーツつくっています。
また、この座椅子は少し幅を小さくつくっています。
カバーをつければ座椅子の完成です。先につくった背もたれソファと同じ生地を使ったので、おそろいのような雰囲気になりました。
以前につくった座椅子カバーは布地でつくっていました。少し長めにアレンジもしています。
ベッド用の背もたれクッションをつくる
ベッド用の背もたれクッションをつくります。これがあると、寝る前に座って過ごすとき背中が痛くなりません。ヘッドボードと呼ばれることもあります。これも背もたれクッションと同じ要領でつくれるので一緒にのせておきます。
ちなみに、一緒に写っているシーツカバーや枕カバー、ガーゼで作った毛布ガーゼケットなども手作り。
ベッドレストには古くなったマットレスを洗って使用しています。マットレスとしてはもう使えませんが、捨てるのはモッタイナイのでベッドレストに再利用。大物なので、洗濯するのも大変ですが、お風呂場で踏んで洗濯して使います。
これも背もたれソファと同じように木枠とカバーでつくります。さらにポケットをつけてスマホを入れられるようにするなど、自分好みに大きさや使い勝手をアレンジしてもよいかもしれません。