育てやすく手間のかからない様々な柑橘類を栽培

樹木

雑木の庭の柑橘類

雑木の庭では、ミカン、ハッサク、キンカン、ポンカンなど様々な柑橘類を育てています。手入れらしい手入れはしてない、とういかほぼホッタラカシなのですが、ありがたいことに毎年実をつけてくれます。庭木の果樹としておススメです。

キンカンも毎年たくさん実をつけます。皮のまま食べられるので、樹木から採ってパクっとそのまま食べています。キンカンは木からもいでそのまま食べても酸っぱくないです。切った枝を切り花と一緒に飾ってもとても可愛らしいです。

キンカン

下の写真は雑木の庭で収穫したハッサクです。この不思議な名前は八朔(陰暦の8月1日、新暦だと9月半ば)の時期から食べられると間違えられたことが由来してるそうで、ハッサクの本当の食べごろはサクラの咲く時期です。

ところがこのハッサク、綺麗に色づいているからと樹木からもいで慌てて食べると、ものすごく酸っぱい!最初は手入れをしていないから酸っぱいのかと思っていましたが、実はそれが理由ではないようです。ハッサクはお正月ごろから綺麗な黄色に色づいていますが、ハッサクなどの柑橘類は、酸味が落ち着くのに時間がかるようで、その酸味が抜ける前に口にしてしまったようでした。しばらく樹上にあっても色が変わらないのでわかりにくいですね。

ハッサクの収穫
収穫したハッサク

ミカンも収穫後すぐ食べると酸っぱいこともあります。でもこれは個体差があるので、ハッサクほどひどくはありません。

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ミカン
ミカンの花
ミカンの花

苗木のうちは柑橘類にも問題があることも

育てやすく手間のかからない柑橘類ですが、苗木のうちは問題が起こることもあります。

下の写真のポンカンはまだ苗木なのですが、なぜか葉っぱがなくなってしまい、丸坊主になってしまいました。急いで鉢にあげて養生中です。ウイルスのせいなのか、害虫のせいなのか、理由がわかりませんのでしばらく鉢植えで見守ってみます。一年鉢植えで育てたところ、少し元気にはなりましたが生育旺盛とまではいかないので、もう少し手をかけて育ててみるつもりです。

樹木が大きくなるとこういった問題は起こらないのですが、苗木のうちは葉がなくなるトラブルに見舞われることがありますので最初だけ注意が必要です。

ポンカン丸坊主

柑橘類とは;特徴、育て方、注意点

ミカン科 ミカン亜科の常緑低木。ユズ、カボス、レモン、ポンカン、大きいサイズになるとザボンなど多種あり、食用、香りづけ、飾りにしたりと幅広く利用されています。トゲのある種類もあるのでそういった種類を剪定する時には注意が必要です。

また、柑橘の樹木は剪定するときに幹からよい香りがします。樹勢も強くないので育てやすいと思います。樹木に黄色い実が成る様子はとても可愛らしいので見た目にも良いですが、たわわに実った果実が落ちると庭が汚く見えることもあるので注意します。

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