ギボウシは花も綺麗な存在感あるグランドカバー

草花

花も葉も美しいギボウシ

4月の半ばになると冬の間は地上部が枯れてなんにもなくなっていたギボウシが顔を出します。ギボウシは芽を出したと思ったら大きな葉が勢いよく広がり、その成長スピードに毎年驚愕します。ギボウシはその涼し気で存在感のある葉が魅力ですが、花が少ない夏の時期に花をつけて庭を彩ってくれます。

直射日光に当たらなければ剛健なギボウシ

鬱蒼とした雑木の庭でも存在感抜群。6月中旬ごろから夏の間次々に咲く花もきれいです。

6月のギボウシの花
6月のギボウシの花
6月のギボウシ

ギボウシの地植え

ギボウシを最初に雑木の庭へ植えたときには少し日差しの強いところに植えてしまっていたので、元気がありませんでした。そこで、日陰に移したところ、これもまたあまり元気がなく大きくなりませんでした。そこで一日の半分だけ日が当たる木陰に移植してやった途端、全力で大きくなりはじめ、何度も株分けするほど旺盛です。ちょっとわがままな性格ですが、場所が気に入るとグングン大きくなります。

ギボウシとは;特徴、育て方、注意点

ギボウシ属 の多年草。科目は様々につけられているようです。ギボウシを「ホスタ」と呼ぶことがありますが、これは学名がホスタであることに由来します。学名で呼ばれることがあるなんて珍しい。

葉が大きく、10-15センチほどにもなり、先が尖っており、種類によって葉のカラーや模様にバリエーションが多いです。梅雨の時期にすっと伸びた茎に清楚な花を付けます。夏の終わりごろから葉が枯れ始め(夏枯れ)、冬には地上部がなくなりますが、春にはにょきっと出てきます。

8月中旬に葉が枯れ始めたギボウシ

我が家にあるオオバギボウシをはじめとして食べられる種類もあるそうですが、わたしは食べたことありません。

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[5]雑木の庭向き⇔[0]雑木の庭不向き