自分でシロアリ(白アリ)対策した

自分でシロアリ(白アリ)対策した害虫・害獣

雑木の庭に建つおうちは木造です。柱などの木部を食い荒らしてしまう、わいてしまってからでは遅いシロアリ対策は木造の家には欠かせません。

シロアリ対策は、5年ごとに実施すると良いとは言われているけど、見積もりを取ると割と高価なので自分で対策予防を自分でDIYしてみることにしました。

シロアリ(白アリ)とは

シロアリ(白アリ)はアリと名前がつきますが、ゴキブリの仲間で家を支える柱などの木材を食べてしまいます。まだシロアリの被害にあったわけではありませんが、雑木の庭に建つ家も住んで5年以上経ちますので予防のために対策をしておいたほうがよさそうです。

万が一シロアリの被害にあうと、床の梁が弱くなり床がたわんでしまったり、雨漏りになってしまったりして、家がボロボロになってしまいます。

そうなってからでは遅いのでシロアリがわかないよう予防対策をしてみようと思います。

シロアリ(白アリ)予防準対策の準備

専用マスク、保護メガネ、防護服、薬剤、懐中電灯、手作り台車、散布機、手袋、長くつ

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専用マスク

マスクは防塵有機マスクを用意しました。せまい軒下で強い薬品である有機溶剤を撒かなくてはいけないし、相当なホコリや粉塵がありますので必ず用意したほうがいいでしょう。

予想はしていましたが、想像を超える粉塵の量でしたし、寝転んだ状態で上に向けて有機溶剤を噴霧するので溶剤が降りかかることも多かったので、簡単なマスクで済ませなくてよかったと、作業が終わってみてしみじみ思いました。マスクに取り付ける吸収缶は粉塵と有機ガスに対応したものを選びます。

保護メガネ

保護メガネは目の周りを密閉するものがいいです。ほこりや散布液が目に入ると悲惨です。床下で寝転んで作業することになるので、目に飛び散ることも多々ありますので、必ず用意してください。

防護服

さらに、防護服も用意します。汚い軒下でほふく前進をして進まなくてはならないのであまりペラペラなものだとすぐに破れてしまい、悲惨です。相当汚れるので使い捨てを選びますが、しっかりした防水仕様のものを選んだほうがいいと思います。

薬剤

薬剤は匂いがきつかったり、溶剤がキツ過ぎるとその後の生活に支障が出る心配もありましたので、環境にやさしいものを選びました。自分でシロアリ対策をするので、強い薬剤で長く効果を維持させなくても、弱い薬剤で細かく何度か行うという選択肢があるのはうれしいことじゃないかなと思います。

薬剤は50倍に薄めて使うので、これ一本で十分で、余るほどでした。次回作業するときにもまだ使えそうです。。

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懐中電灯

床下は暗いのでライトが欠かせません。ヘッドライト式のものが良いです。

手作り台車

ほふく前進に自信がなかったので、おなかで支える台車もつくりました。この台車のおかげで作業がかなり楽になりました。絶対にあったほうがいいです。

散布機

散布機も必要です。大きいタンクのものだと往復回数が少なくなる利点がありますが、小さいタンクのほうが狭い空間で持ち運びがしやすいので適度な大きさの散布機を選んでください。ほふく前進で持ち運ぶことを忘れずに。

散布機は庭の除草作業に使えたり、掃除に使えたり色々便利なので買っておいて損はないものだと思います。

手袋・長くつ

手袋は防水性で手首まで隠れるものを選びます。また靴は長くつのほうが良いでしょう。床下はほこりや虫で汚いので、ドロドロになることを想定した格好が良いと思います。

シロアリ(白アリ)予防対策の費用

事前に業者にシロアリ対策の見積もりを取ってみたら、15万円ほどの見積もりでした。良心的な価格だとは思いますが、5年ごとにこまめに実施するなら自分でできるのは理想的です。噴霧器は元々持っていたのもあり、今回自分でシロアリ対策にかかった費用は1万円程度でした。一番費用のかかった薬剤がまだ半分ほど残っているので、次回は3000円ほどでできそうです。

シロアリ(白アリ)対策してみる

床下にもぐって作業を行いますので、床下への侵入口を探してください。我が家では押し入れの中に床下侵入口がありました。洗面所に設置されてる場合も多いようです。

そしてあらかじめ部屋内に薬剤やほこりが舞ってしまわないよう床下侵入口をビニールシートで覆って養生します。

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さて、マスク、防護服、長くつ、保護メガネ、手袋、懐中電灯など必要なものを装着したら、床下にもぐります。もぐったら噴霧器を手に台車をおなかの下に置いて、ほふく前進で進みます。  

床下の高さは40センチほどで場所によってはもっと狭いところもあります。「うつ伏せの体勢」から「あおむけの体勢」になるのも大変なほどで方向転換も容易ではありません。

女性のわたしでも大変なのだから大柄な男性ではさらに苦労するでしょう。そんな狭い環境なので作業写真は撮れませんでした。

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軒下は入り組んでおり、個室のように分かれています。もし床下図面があるならば、先に確認して作業をおこなう順序を決めておくのが良いかと思います。

奥のほうから順に薬剤を散布していきます。木材が使われている部分に散布液を撒いていきます。特に台所やお風呂、トイレなどの水回りは丁寧に薬剤を散布していきます。

散布機のなかの散布液がなくなると液を補充するために床下の侵入口に戻らなければならないです。これが結構な重労働でした。

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  中は狭くて散布中の写真は撮れませんでしたが、使用後の防具服や手袋、長くつが相当汚れていますので軒下の汚さを物語っているのではないでしょうか。

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シロアリ対策を自分で実施しないほうが良い方

ただし自分でシロアリ対策をすることをおすすめしない方もいます。具体的には以下のような方はやめたほうがいいです。

汚いのが嫌いな方

汚いのが好きな方はいないと思いますが、床下は想像以上に汚いので、そういった状況が平気な方でないと耐えられないかもしれません。ホコリもすごいですし、虫の死骸もたくさんあることを心しておいてください。

虫が嫌いな方


床下にはクモなどたくさんの虫が住み着いています。狭い床下に寝転がって入り込むのでそうした虫が目の前にいる、なんてことも多いため、虫が苦手な方にはおススメしません。

体力に不安がある方

2時間ほどほふく前進を続けることができるなら大丈夫です。女のわたしでもできたので、できる方も多いとは思います。しかし、床下で力尽きたら助けるのも容易ではないので、体力に不安があるかたにはおススメしません。

また、体格が大柄すぎる方も狭い床下では動きが制限されるので難しいかと思います。

シロアリ(白アリ)対策作業を終えて

2時間ほどでシロアリ(白アリ)対策作業は完了しました。2時間ほふく前進を続けていたと思うとやはり重労働ですね。普段つかわない筋肉をたくさん使うので、次の日がお休みの日に行ったほうが休養が取れるので良いかもしれません。

今回、季節は気温の低い二月に実施しました。作業服を着たりほふく前進をしたりするので、蒸し暑い夏には絶対にやりたくないです。もし試されるなら涼しい時期に実施することを強くおススメします。

自分でDIYしてシロアリ対策する人は少ないと思いますが、女のわたしでもできましたのでやってみても良いと思います。

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