まっすぐに穴あけをして、ダボ継ぎをしてみる

木工作・電気工作

「まっすぐ」穴あけしたい

木工をするようになると、ドリルで「まっすぐ」穴あけをしたくなってきます。特にダボ継ぎ(詳しくは後で)をする方には必須なのではないでしょうか。わたしも棚をつくったりするときには、金具を見せたくないので「ダボ継ぎ」をよく使います。ダボ継ぎとは下の図のように板Aと板Bをつなぐときに用いられる方法のひとつでダボと呼ばれる棒を板Aと板Bに開けた穴に埋めて接合する方法です。専用の金具や複雑な継ぎ手が必要ない一方、この「ダボ継ぎ」にはダボを入れるための穴をまっすぐあける必要があります。斜めに穴があくとダボが斜めに挿入されてしまい、板と板を正しく継ぐことができないのです。

かといって、まっすぐ穴をあけるためにボール盤やジグを用意するのも大掛かりになりますので、ドリルガイドを使っています。

穴をまっすぐあけられるドリルガイド

穴をまっすぐあけられるドリルガイド。少しコツはいりますが、便利です。

入っているのはドリルガイド、センターポンチ、ガイドベース。

ガイドベース
ドリルガイド
センターポンチ

ドリルガイドを使ってみる

センターポンチで穴位置に印をつけ、下の写真のように再度センターポンチを使ってガイドベースの位置を定めます。


最後に必要なガイド径のドリルガイドをガイドベースに固定しドリルで穴あけします。構造上、仕方ないのですが、穴径は4,5,6,8,12mmの5種類に限られますがダボのサイズも多様ではないので、このくらいで十分です。

どうしてもガイドベースとドリルガイドの間には少し隙間があるので気になるときにはドリルガイドにテープを巻いて隙間が少なくなるよう調整しています。