バンダナキャップってなんだ
昨日の記事で紹介しましたこちらのバンダナキャップです。バンダナを頭に巻いているようだからでしょうか。医療用帽子とも言われ、帽子をかぶる必要がある方が使う帽子としても有名です。
手作りバンダナキャップの作り方
サンバイザーとおそろいでつくると帽子のようにも作れるのでぜひサンバイザーと一緒につくってみてください。作り方は型紙がいらないくらい簡単。ほっかむりのようです。
下の図の記号に沿ってつくりかたを書きます。型紙は用意していませんが、①の長さを頭の外周に合わせれて半円の絵をかけば、頭のサイズに合ったバンダナキャップをつくることができます。
(1)①の長さが頭に巻く部分になります。①の長さは頭の周囲の長さより5センチほど大きくなる寸法にします。①が半径となるような半円を描いて裁断します。画像で表示している「スリット」は頭の形に応じて作ります。スリットはなくてもいいです。
(2)円弧状の円周部分を三つ折りにして糸通しをつくります。
(3)直線部分に別布で四角幅の布を中表に作って縫い付けます。
(4)紐を(2)でつくった糸通し部分に紐を通したあと、布を絞って縮めると、キャップの形になります。
わたしは紐を絞った中心部分にポニーテールの髪を通すので紐ではなくゴムを使いました。必要に応じてマジックテープや紐をつけてアレンジすることもできます。
さらに、直線部分の両端にリボンをつくって縫い留めます。リボンは帽子を頭に固定するために使用します。
バンダナキャップの良いところ
この帽子はふんわりかぶれるので、髪をつぶさずに帽子がかぶれます。吸水性の良い生地でつくって、帽子の中に汗取り用として入れておくのも良いです。
夏には直射日光を防ぎつつ蒸れなくてとても快適に過ごせますし、選ぶ生地次第ではあたたかい帽子がつくれますので冬でも重宝します。農作業帽子としても役立ちそうなのでまた生地が余ったらつくってみます。
最後に
ミシンを使う際には上糸と下糸、ロックミシンを使う場合には2~4巻き程度の糸巻きが必要になります。この糸巻きを簡単に用意する方法を姉妹サイトに書いています。
①の長ささえ変更すれば大人から子供まで色々なサイズの頭に合ったバンダナキャップが簡単に作れます。