雑木の庭のさまざまな種類のモミジ
雑木の庭のモミジのひとつで、春に真っ赤な葉が鮮やかなノムラモミジです。イロハモミジも新緑の芽は赤みを帯びているのですが、次第に緑になります。一方、このノムラモミジはしばらく葉は鮮やかな赤のまま。葉は大きく切れ込みが深いです。
雑木の庭のノムラモミジは大木で立派。しかしテッポウムシの被害にあうこともおおく、幹のまわりにおがくずのようなものが落ちており、枝に直径１－２ミリくらいの穴があったら、穴に殺虫剤を散布するようにしています。
ノムラモミジの種
赤くて鮮やかな葉をつける時期には同時に種もつけます。ブラシのようなボサッとした房に種がついています。こぼれ種でよく増え、雑木の庭でもすくすく育ちます。
ノムラモミジとは；特徴、育て方、注意点
春に鮮やかな赤色で芽吹くノムラモミジは夏になると緑色になり、秋になるとまた今度は少し暗めの赤に紅葉します。枝が白っぽいので赤がよく映えます。また、イロハモミジに比べると枝が上へ上へ伸びる傾向がある立ち木性で、枝張りがしなやかとはいえませんが、存在感があります。剪定は強く上に伸びた枝を秋の紅葉が終わり次第すぐに剪定をします。
また、イロハモミジよりテッポウムシに弱い傾向があり、注意が必要です。テッポウムシとは木に穴をあけて住むカミキリの幼虫で、木の下におがくずが落ちていることでその存在を確認できます。おがくずが落ちていたら、枝を注意深く探し、小さな穴が開いているところを探し、殺虫剤を散布します。
雑木の庭へのおすすめ ４
［５］雑木の庭向き⇔［０］雑木の庭不向き