ヒヨドリが嫌い
冬の時期、食べ物がすくないせいか赤い実をたくさんつけている雑木の庭のモチノキは、多くの鳥に大人気。色々な鳥が庭のモチノキの赤い実を食べに訪れます。しかし小鳥が実を食べようとすると、ヒヨドリがいじめに来て小鳥を追い払ってしまう、本当にわるいやつです、みんなでわけあって食べてくれたらよいのに。
その一方、ヒヨドリ同士では仲良しでよく群れで飛んできます。灰色で鳩より一回り小さな大きさなので、ムクドリと間違えやすいのですがムクドリは黄色いくちばしが特徴で目の周りがパンダのように白いのが特徴で、ヒヨドリは悪そうなトサカと目の周りの赤っぽいアイライナーが特徴です。どちらも歓迎されない鳥ですがヒヨドリはとてもずる賢いので他の鳥もいじめています。鳴き声も心なしかギエーと気味の悪い声に聞こえてしまう。うーん、やっぱり嫌いです。
急降下や急旋回、ホバリングなどアクロバティックな飛び方をしています。また、畑や果樹なども荒らすので、注意が必要です。
ヒヨドリとは
ヒヨドリ科 ヒヨドリ属 のハトより一回り小さな灰色の鳥で、目の周りが黒い。怒ると頭の毛が逆立ちます。都会での大繁殖が近年問題になっています。
番外編;ハトと小鳥は仲良くひなたぼっこ
ヒヨドリの悪行を書きましたが、鳩は小鳥をいじめないようで、近くにハトが来ても小鳥が怖がって逃げる様子はなかったのです。
少しわかりにくいのですが、写真の左下にいるのがアカハラで、右上に鳩が写りこんでいます。ヒヨドリとこの距離でのんびりしてる鳥は見たことないです。しばらくこのままでしたが、アカハラは怖がる様子もなく落ち着いていました。小鳥は大きい鳥が来ると逃げるのではなく、どの鳥が意地悪なのか知っているかのよう。意地悪な人からは引いていくというのは人間の世界も一緒かもしれません。