オートマタとは
オートマタとは、からくりのおもちゃのこと。剪定した枝を使って手作りで動くおもちゃをつくりました。
日本では昔からお茶くみのからくりがありましたし、神輿(みこし)にもからくりが使われているようになじみ深く、からくりのおもちゃに近いものを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
はじめてのオートマタ
そんなオートマタを作ってみようと思います。はじめてつくったオートマタはこちら。本を見て作りました。
ひもの上を魔女さんが自転車漕ぎして移動するオートマタです。プラモデルとは違い、一から木取りして材料も選んでつくる楽しさはひとしおです。
オートマタをつくってみる
剪定した枝を少し残してテラス屋根の下で乾燥させてありました。これをつかおうと思います。木材価格が高騰しつつありますので、こうして剪定枝を有効活用するのも良いかもしれません。
枝選びも楽しい、ちょっとした変な形も面白みがあったりします。
樹皮をむいてやすりをかけます。製材された木材とはちがった温かみがあります。
今回は手彫りで加工しました、選んだ材種が恐ろしく硬かったので苦労しました。
これが作品でもカワイイかもしれませんね、でもまだ途中です。
さらに、部品を切り出します。部品が小さいので何度もなくして作り直ししていますので、部屋を片付けしたらどこからか出て来るかもです。
組み立てて、調整するとこんな感じ。テーマは卵をケッコー世話するニワトリ、です。かなりの親心でお世話しますので、詳しくは動画をご覧ください。
張り切り過ぎて時々ヘタるところは作者そっくり。
自動車にも使われているピストン機構という動きを使っています。様々な機構をアレンジしてつくるオートマタ、楽しいのでつくってみてはいかがでしょうか。
最後に
玩具のうしろにうつっているおうちは、わたしが小学生のときにつくったおうちの箱。
ガタガタですが、味わいがあって気に入っており今でも使っています。
一枚の板を渡されて、なるべく使い切るように木取りを考えていたのを思い出します。そのモッタイナイ精神はいまでも変わらないかも。