花の香りが素晴らしいクチナシ

花の香りが素晴らしいクチナシ樹木

クチナシの花は甘い香り

5月下旬から甘くて良い香りが漂ってくると、クチナシが咲いていることがわかります。雑木の庭のクチナシ花はレトロな雰囲気で、派手さはないけど素朴で素敵です。クチナシには八重咲の種類もあり、そちらは豪華で同じ種類には見えない雰囲気。

クチナシの花
クチナシの花

雑木の庭のクチナシが虫に食われた

初夏に甘い香りで楽しませてくれる大切なクチナシの木が、時々葉っぱが虫に食われて穴だらけになることがあります。

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樹高が3mもあるクチナシの樹木に、もうほとんど葉っぱが残っていない、なんていう状態になることも。アブラムシが犯人だろうか、と思って葉や枝のあちこちを確認してみましたが、どうやら違うみたいです。

一般的にはクチナシが食い散ら課された場合、オオスカシバの幼虫の可能性があると言われています。ところが、クチナシのあちこちを探してみてもオオスカシバの幼虫であるイモムシらしき容疑者は見つかりません。代わりに他の容疑者を発見。

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その容疑者とはカメムシです。カメムシが葉っぱの裏にびっしりと大量にいました。こいつが犯人なんだろうかと思いながら、とりあえず見つけたカメムシを抹殺しておいたところ、被害が緩和されました。本当にカメムシが犯人だったのかは謎ですが、葉っぱがひどくやられた2020年はカメムシが大量発生した年なので、もしかしたら関係があるかもしれません。

クチナシとは;特徴、育て方、注意点

アカネ科 クチナシ属の常緑樹。初夏の芳香ある花があまりにも有名。雑木の庭には4本植わっていて、いちばん古いクチナシの木は樹高3メートルほどありますが、通常は1メートルくらいでおさえられていることがおおいです。

剪定は重なってしまっているような込み入った枝を取り除く程度に整えます。成長は穏やかで育てやすく、大きく育てるには時間がかかります。雑木の庭にはクチナシが4本植わっており、いちばん古いクチナシの木は樹高3メートルほどもありますが、通常は1メートルくらいでおさえられていることがおおいです。剪定は込み入った枝を除く程度に整えます。成長は穏やかで育てやすい反面、大きく育てるには時間がかかります。

長さ10センチほどの大きめの葉は厚く、中心で折り曲げたような形をしています。

クチナシの葉
クチナシの葉

秋には口を尖らせたような形の5センチほどの大きな橙色の実をつけます。クチナシの実は料理や衣服の染料として使われており、栗きんとんに使用されるのは有名ですね。

陽当たりが悪い場所ても育つものの、陽当たりがよい場所のほうが花付きは良いようです。剪定は花が終わったころに行いますが、あまり必要ありません。

クチナシが植わっている場所は混んで少し鬱蒼とした雰囲気になることを念頭に置いて植えるとよいでしょう。

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