鳥さんのために育てているカキ(柿)の木

樹木

雑木の庭のカキ(柿)の木の四季

雑木の庭にはカキの木が5本あります。渋なし3本、渋あり1本、豆カキ1本で合計5本。

雑木の庭のカキ(柿)の花のつぼみ
雑木の庭のカキ(柿)の花のつぼみ

カキの実はほとんど収穫せず鳥さんにあげてしまっていますが、鳥さんがカキを食べに来てくれるのでそれもいいかなと思っています。(一度渋柿をつくってみたら干しすぎて固すぎる代物ができてしまい失敗してしまったし…)ちなみに、マメガキは食べられないようです。

カキの木は、鳥さんが来てくれるだけでなく、花こそは目立たないものの、春の新緑、秋の紅葉やかわいらしい実など変化が楽しく、恵みの多い樹木です。斜面部分のある雑木の庭では根を強烈に張って斜面の土留めをしてくれるカキの木はなくてはならない存在です。

雑木のカキ(柿)の木の剪定

さて、冬になって葉が落ちると剪定の時期です。カキの木は下の写真のように徒長枝(すぐ上に伸びる枝)が勢いよく伸びてしまいがちですので、徒長枝を切ってすっきりさせます。さらに重なって枝もからみあっており、これでは日差しが届かない枝が発生してしまうため、からまった枝も剪定していきます。

カキ,柿,剪定

剪定後。徒長枝と枝同士が重なり合っている部分を切るだけでかなりすっきりしました。

下の写真は、また違うカキの木です。こちらは剪定前。枝が多くからみかっています。

カキ,柿,剪定

わかりにくいけど、こちらが剪定後です。

カキ,柿,剪定

柿の木は樹勢が強いので冬にはがんがん切って強剪定します。また夏にも弱剪定で切って整えます。切る枝に付いている芽がどちらを向いているか見て希望の方向に枝が伸びるように剪定すると、良いでしょう。

また、カキ(柿)の実が成るように剪定するには、前年に伸びた枝を少し残して切りつめすぎないようにしてやるといいでしょう。

カキ(柿)の木とは;特徴、育て方、注意点

カキノキ科  カキノキ属 の落葉樹。多くの種類があるのはご存じの通り。10センチほどの葉は艶やかで美しく、秋には黄色や茶色に紅葉する。和菓子に使われることもあるように、葉には殺菌作用があるので、腐葉土への投入は避けたほうが良いと言われることもありますが、わたしは気にせず混ぜてしまっています。

樹勢が強く枝が乱れやすいので、一年に二回の手入れが必要だが、四季折々の変化が楽しめるので大事にしたい樹木です。

チャドクガなどの毛虫がつきやすいので、初夏くらいからは近づく際に注意する必要があります。

カキの木は病害虫に侵されやすかったり、カメムシなどの虫被害にあいやすいので、農家さんは農薬を散布してこれを防いでいます。本当は幹についたコケなどもきれいに手入れしたほうが良いとされていますが、わたしはめんどくさいから省略してしまっています。

各地で数年に一度大量のカメムシが報告されることがありますが、そういった年だけでも注意した方がよいかもしれません。

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