庭の果樹におすすめのスモモの木
いろいろな果樹を育てていますが、スモモの木は雑木の庭の果樹のなかでも一番のお気に入り。春には白い花を枝一杯に咲かせ、初夏には美味しい果実をつけ、秋には黄色く紅葉します。
本当に見どころのおおい樹木で大好きです。なかでも、3月末の桜より少し早い時期に、葉のない樹木につく白い花は本当に圧巻です。
花は大きさも咲き方も桜に似ていますが、サクラよりは白っぽい色合いです。たくさんの小花をたくさんつけて楽しませてくれます。
スモモの実
もちろん、花の後には赤い実をつけて、甘酸っぱいスモモが堪能できます。購入するスモモは未熟なうちに収穫されたものですが、樹の上で完熟させたスモモはまた格別です。
六月の中旬くらいになると次々と実が赤色に完熟しはじめるので、順次収穫します。
収穫には、剪定した長い枝の先に袋を付けた道具をつくり、使っています。収納場所もいらないうえに樹木の高さにあわせた枝を選べば様々な高さの道具をつくれるのでとても便利です。
完熟のスモモは甘酸っぱい香りでなんとも言えない美味しさ。
スモモの剪定
越ししてきたころ、庭は荒れ放題でそれがスモモの樹木だとわからずにいたのですが、手入れをしていくうちに何本かスモモの木があることに気づき、それ以来とても大切にしています。放っておかれていたせいか5mほどの高さがあり、すごく大きな巨木になってしまっていたので、毎年冬に葉を落としたころ、枯らさないよう毎年少しづつ切り詰めて枝を整えています。
そして剪定後。だいぶすっきりしました。あまり切りすぎると樹木が弱ってしまうので太い幹は一度には切れません。まだ少し荒れていますが木のためにこのくらいで我慢し、剪定はまた来年、再来年に持ち越し徐々に小さく整える予定です。
写真の時期にもう少しスッキリさせたかったけど、強剪定しすぎると枯れてしまうので来年に持ち越し。魅力の多いスモモの木ですが、樹勢が強いため剪定は必要なため、少し手間はかかります。
スモモの木とは;特徴、育て方、注意点
バラ科 サクラ属 の落葉樹です、花の咲き方がサクラに似ているわけです。
もちろん、サクラの仲間なので、毛虫には悩まされますが、それ以上に実や花に魅力があり、大好きな果樹です。通常、サクラの咲く一週間ほど前に花が咲き、サクラより白っぽい花をつけます。
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